木造住宅では、新築時に白蟻対策に防蟻剤を柱の床下などに塗布されています。
しかし、こうした効果も時間が経つと薄れるようで、水周りのキッチンや風呂の床下に白蟻が発生する事が多いものです。
白蟻が発生したと気付くのは、羽根蟻が飛びまわっている事で気付くのが普通です。
この時に、すぐに信頼できる業者さんにお願いして徹底的に駆除する必要があります。
発生が確認された場合の駆除は、単に木材の表面に駆除剤を塗布したりする程度ではなく、柱の下方などにドリルで５ｍｍ程度の直径の穴を開け、そこに駆除剤を注入し、木材の内部に潜んでいるかもしれない白蟻まで徹底的に駆除します。薬剤注入後は、穴に木を詰めて判りにくくリカバリーもして貰えます。
この薬剤は結構きつく、臭いも薬剤特有の強いものです。臭いに敏感な人は、少々参るほどです。
1ヶ月ほどすれば、ほとんどその臭いも気にならなくなります。大切なマイホームを土台から食い散らかす白蟻撃退の為には、少しの我慢が必要です。
テレビで大規模リフォームをする番組などを見ていると、床下の木材が白蟻に食い荒らされ、ボロボロになっている映像を見る事があります。せっかくのマイホームも、こうなれば大変です。羽根蟻を見たら、すぐに信頼できる業者さんに駆除をお願いするのが、マイホームを白蟻から守る唯一の方法です。